腸内の善玉菌が多いと美肌になる

腸内の善玉菌が多いと美肌になる

便秘が続くと肌の調子がイマイチ、こんなふうに感じたことがありませんか。腸と肌は密接な関係があるのです。 腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌が棲みついています。腸内環境がよいとは善玉菌が多い状態のことです。善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスは2:1:7くらいに保たれています。 便秘とは本来排泄されるはずのものが体内にたまった状態のことです。腸内では悪玉菌が繁殖し、悪玉菌が有害物質を作りだします。有害物質は血液に取り込まれて全身を巡ります。汚れた血液は浸透圧の関係で細胞がうまく取り込むことができず、細胞は必要な栄養をもらうことができず老化します。肌代謝が落ちて肌荒れや乾燥などを招きます。 便として排泄されるはずだった有害物質が便として排泄されないと、皮膚から排泄されます。皮膚は排泄器官でもあり、汗や皮脂を通して有害物質が排泄され、肌が有害物質のダメージを受けてニキビができやすい状態になります。 便秘になると栄養素の吸収が悪くなります。肌の生まれ変わりにはビタミンやミネラル、タンパク質などが必要で、これらの吸収が悪くなることで肌代謝が低下します。 腸内の善玉菌はビタミンB群などを作りだしているのですが、腸内環境が悪化すると善玉菌が作り出す物質が減り、栄養素の不足を招きます。中でも美肌を保つために欠かせないのがビオチンです。善玉菌が少なければビオチンの生産も少なく、肌の新陳代謝に影響がでます。 美肌を保つポイントは腸内の善玉菌を増やすことです。便秘がちの方と便通がよい方に肌の悩みに関するアンケートをとったところ、便通がよい方の方が肌トラブルが少ないという結果が得られています。 善玉菌を増やす方法には、善玉菌を摂取する方法と善玉菌のエサになるものを摂る方法の二通りがあります。 善玉菌はヨーグルトや漬物などの発酵食品に含まれています。ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が含まれています。善玉菌は酸に弱いので、胃酸や胆汁酸に負けて死滅することがありますが、生きて腸に届かなくても整腸作用はあります。生きているか死滅しているかにこだわらず、毎日摂り続けることが大切です。口から摂取した善玉菌は腸に定住しないので毎日摂取しましょう。 腸内の善玉菌のエサになり腸内環境を整えるものには、水溶性食物繊維やオリゴ糖があります。水溶性食物繊維は大麦、オクラ、果物、海藻などに多く含まれています。オリゴ糖は単糖類が数個つながった物質で、消化酵素で分解されにくく、大腸に届いて善玉菌のエサとなります。 腸内の善玉菌が増えることで悪玉菌が作り出す有害物質が減り、肌代謝が整って美肌に近づきます。

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